はじめまして!
(自称)おうちカイゼン部リーダーのぷんちゃんです。
このたび、わたしが学んできた「カイゼン」という手法を応用して、おうちの暮らしがより良くなるための発信をするという活動をはじめてみました。
わたしの記録としてだけでなく、皆さんのお役にも立てばうれしいなーと思っているので、よろしくお願いします。
そもそも「カイゼン」ってなんだ?
「カイゼン」というのは、製造業界で生まれた考え方です。
トヨタ式カイゼンなどは特に有名で、いまや「Kaizen」として世界中で知られています。
どういうものかというと、仕事のムダをなくしたり効率をアップさせたりするためにやり方などを見直して、その名の通り改善してゆく活動のことなんですね。
良くも悪くも「カイゼン=製造業」のイメージが強すぎたり、
製造の世界に縁のない人にとっては、
「カイゼン?改善と違う意味なの??」と、知られてすらなかったり・・・
悲しいけど、これ現実なんですよね。
しかし!
長年カイゼンを学び、活用してきた私に言わせれば
カイゼンは日々の暮らしにもめちゃくちゃ使える万能スキルなんです!
え、おうち仕事がこんなに捗るのに?
これ製造業だけのものにしてるなんてもったいなさすぎない?
むしろ日々忙しく暮らす人みんなに役立つんじゃない!?と思って
このようなブログをはじめてみました。
◇◇◇
今日ははじめてということで、わたしがなぜカイゼンと出会ったかの経緯など振り返りつつ、一体なにを目指しているのかを綴ってみたいと思いますー。
物心がついた時にはすでに汚部屋の住人だったよ
今や広く知られるようになた「汚部屋」という言葉。
みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
汚らしい部屋というパワーワード。
数年前まで、わたしはまさしく汚部屋の住人でした。
めんどくさい。片付けなくても死なない。
当時の写真を残していないことが残念ですが、学生時代、見かねた親友が定期的に部屋の片付けにやってきて、わたしは謝礼として晩ごはんをおごるという恒例行事がおこなわれていました。
少しはヤバみが伝わると幸いです・・・
カイゼンが生業となってしまった社会人スタート
大学を卒業し、メーカーに就職したわたし。
そもそもの始まりは、その会社に新部署が立ち上げられたことでした。
仮にカイゼン部としておきましょう。当時まだ若手で何の実績もなかった私ですが、なぜかカイゼン部のリーダーに選ばれました。
なぜこんな間違いが起こったのか・・・
当時、会社は若手や女性の起用に力を入れはじめようとしていました。とにかく何かしらの新プロジェクトを若手社員に任せたかった。
そこで社内の20代女性社員をぐる~っと見回してみたところ「とりあえずあいつで良くない?」と思われたのではないかと。
実際のわたしは超ネクラ人間なのですが、中身と見た目に多少ギャップがあり、昔から「リーダーとか平気なタイプでしょ?」と誤解されることがよくあったんです。
つくづく先入観は怖い・・・と思います。
◇◇◇
そんなこんなで立ち上がったばかりのカイゼン部を任されたのですが、当時の私はおそらく今の皆さんと同じく「カイゼンってなに・・・結局なにをやればいいんですか・・・」状態です。
その名の通り会社全体のカイゼン活動などを推進し、ムダをなくし、効率を上げ・・・とにかくなんでもやってみて!会社の利益を生み出していってください!期待してます!
的な、なんとも抽象的な指令をお偉い方々より頂きまして。
野に放たれたわけです。
しかしご存知、わたしはお片付けスキル皆無のオンナ。
四苦八苦しながら手探りで取り組んだこと数年。
なんとか今に至ります。
やればやるほど良くなることが楽しい
最初は「自分なんかにできるわけないよ!」と思っていたカイゼンですが、元々世の中にあったメソッドなので学べば意外とわかるし、実例もたくさん紹介されているのでマネをしながら数をこなしてきました。おかげで、考え方のベースみたいなものが身についたと思っています。
職場でやってみたカイゼンを家で応用してみたりして、気がついたら汚部屋から卒業できていました。
なんなら最近は整理収納を考えるのが趣味になってしまってます。
会社と自宅、場所こそ違えど進め方は同じでした。
・めんどくさい
・しんどい
・なんかイヤ
このような「良くない気持ち」を感じる部分を発見して、その部分についてアイデアを出し合い、良くしてゆくこと!シンプルにそれだけですー。
調味料の場所を変えてみたら一歩も動かず料理できるようになった!
ゴミ箱の床置きをやめたら掃除機がかけやすくなった!
一歩の削減とかめちゃめちゃしょうもなく聞こえるかもしれませんが、製造業では偉いオジサンや大の大人たちが本気でこれ考えてます。まじです。
小さいカイゼンでも日々考えるクセをつけたり、コツコツ積み重ねてゆけば、暮らしはぐっと楽になるはずですよね!
◇◇◇
なんとなーくでも興味を持ってもらえたらうれしいです。